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信頼される接し方とは

患者の声に耳を傾けよう

病気やケガをしている患者は、大きな不安を抱いています。
そのため医師は、まず患者を安心させてください。
すると落ち着いてこちらの話を聞いてくれたり、治療に積極的に取り組んでくれたりします。
そこで患者と接する際は、じっくりと話を聞きましょう。

早く怪我や病気の原因、これから行われる治療方法などを説明したいかもしれませんが、医師が一方的に話してばかりだと、患者は不信感を抱きます。
そして治療を拒んだり、こちらの指示を聞いてくれなくなったりするかもしれません。
自分だけでなく病院全体の評判が下がることにも繋がるので、患者とのコミュニケーションを大事にしましょう。
優しく患者に接すると人気が出て、みんなから信頼されます。

治療方法などを説明する場合

難しい専門用語を使っても、患者は理解できません。
本当は深刻な病気ではないのに、複雑な病気だと勘違いさせる恐れがあります。
無駄に患者を怖がらせるだけなので、簡単な言葉で的確に、わかりやすく説明してください。
そして説明は、簡潔にまとめましょう。

長々と説明しても、結局何を言いたいのかわかりません。
説明の内容のほとんどが患者に通じないので、時間が無駄になります。
簡潔にまとめた方が患者も真面目に説明を聞いてくれますし、内容も理解できるでしょう。
そのため、話をまとめるスキルを磨いてください。
他にも声の抑揚や大きさ、喋るスピードを工夫すると患者に安心感を与えることができるので、それらも説明する際に意識しましょう。


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